メールという通信手段はノイジーすぎる

メール環境を整備してここ一年ほどのメールを整理しながら思ったこと。16,000通程のメールのうち約6,000通がSpamだった。これでも特定のキーワードやドメインを含むメールは溜めていないハズなので実際はもう少しSpamが増えるはず。1/3がノイズなんてまともな連絡手段とは言えない状態な気がしてきた。Spam対策を怠っている自分にも大いに問題があるわけだが。インターネットを流れるメールの8割は「迷惑メール」なんていう話も出てきているし、もはやフィルタリングもSpamを見つけるというよりも「Spamじゃないメールを探す技術」を極めた方が良い気がしてきた。

Fue氏とskypeしているときに出てきた案として「携帯メールしか送らず受け取らない」*1というのもあながち間違っていない気がしてきた。即時性が求められるメールは全て携帯電話のドメインから送られてくると仮定するのは国内の連絡手段としてはそれほど無理がない。Fromを偽装してくるメールが多すぎる場合は受信可能アドレスを指定してそれ以外は受け取らないと言う手段がとても素晴らしいモノに思えてきた。似非モヒカンでOutlook Expressなんて死ねばいいのに、ぐらいの勢いだった人間が携帯電話のメール機能を賞賛するときが来るなんて思っても見なかった。

*1:ちなみにFue先生はむしろ携帯メールよりも自分が借りているサーバのメールボックスの方を活用していると思われ。