サイゼリヤのピザの返金スタイルは悪くない

サイゼリヤのピザへのメラミン混入問題でレシートなしの返金がやりすぎだ、という意見が多いようだが自分はそんなに悪くないと思う。

  • やり過ぎだ、と言われるぐらいのやり方の方が客の印象は悪化しにくい(松下の例を出すまでもなく)。
  • 多めに持って行かれても、各店舗で余計なトラブルを起こされるよりはマシ。特にサイゼリヤは業界内でも最低クラスの人数で店舗を回しているはずなのでクレーム処理に人手を割かれたり、けがを負わされたりするのはリスクが高そう。
  • 商品が低価格だし、西友の時の肉と違って一度に大量に購入する類のものでもないので、一回の問い合わせあたりの返金の額が極端に高額になる可能性が低い。
    • DQNが「100枚食べた」とかやっているようだが、そう言った場合のみ具体的にいつ、どのように注文したかを確認してそのような決済が行われていないことを確認し、少額の場合はとっとと支払う位の対応がちょうど良さそうだ。それでも食いつくDQNにはポリスメンに詐欺罪の犯行現場に立ち会ってもらうことも可能なわけだし。
    • テレビで勝手にピザの価格を連呼してくれるおかげでサイゼリヤの安さがアピールされる。場合によっては「そんな安い商品で、しかも食べてしまったものならわざわざ返金しに行かなくても」程度に思ってもらえるかもしれない。
  • 直営店ばかりなので多めに金を払うことになっても訴訟など金銭以外の問題に波及する可能性が低い。

これらが

  • 低価格店舗なのでメインの顧客層である学生やDQNが押し寄せる可能性が高い

という大きなリスクと天秤にかけた場合、今回の対応はそんなに悪くないと自分は考える。
既に西友の事件同様にDQNがテレビで愚行を晒しているようだし、最近の恒例でmixi犯罪自慢も祭られたようだ。これらも考慮すると以前よりもこういった馬鹿な詐欺行為は早期に収束するようになってきたのかもしれない。

上ではDQN等が詐欺行為をはたらくことを前提に書いているが、本当に該当日時に該当店舗で商品を購入している人は、交通費や時間コストが大きくない場合は堂々と問い合わせをしていただきたい。