食べログの星の納得のいかなさとサイゼリヤの考え方

飲食店をGoogleなどで検索すると高確率で上位に出てくる食べログ。ほどほどの点数の場合はそれなりに参考になることが多いと思うのだが、「TOP5000」とかのアイコンがつく上位店になるととたんに当たり外れが大きくなると感じる。

なぜなのか、と考えてみると非常に高評価の店は

  • 非常に高価格だがサービスも味も最高のお店
  • 味やサービスと価格のバランスが良いコストパフォーマンスが高いお店
  • 他店では真似のできないレベルの低価格店
  • 地元に愛されている名物店

といったお店が同列に並んでいて、自分の気分と評価の理由がマッチしないと「ハズレ」と感じているのではないだろうか。

そういえば以前がっちりマンデー!!に出演していたサイゼリヤの社長が「人の美味しいは千差万別だがマズイはだいたい同じなのでマズイを排除する」というような話をしていたことを思い出した。ということは程々の点数の数字は味、価格、サービス、清潔さなどの店で「問題がすくない」という要素が確認できるので納得がいく評価になっている、ということだろう。

食べログの評価はハズレを避けるために利用し、その上で自分にあった店は自分で探すのが良さそうだ。

なか卯の券売機のUI

先日なか卯に行った時に券売機のUIが気になった。

券売機を使う正しい手順は

  • お金を入れる
  • タッチパネルで注文するメニューを選択する(この時厨房に客の注文が伝わる)
  • 券売機から出てきた券と釣りを取り出す
  • 券を店員に渡し、注文の確認に回答する

という流れなのだが、来店した客を観察していると半分以上の客が先にボタンを押してメニューを選択し、券売機に「先にお金を入れてください」と叱られて慌ててお金を入れるという流れになっていた。

原因は簡単で券売機上部に「ご来店いただき誠にありがとうございます。先にお金を投入し、メニューボタンを押してください。」と黒い字で書いた下にデカデカとボタンを表示しているのでみな先にボタンに目がいくのだ。大きな画面で表示が見やすくて良いUIだとは思うのだが、先にお金を入れることを強調すると共に、お金を入れないとボタンが押せない、ぐらいの変更をしたほうが良いのではないか。

先にお金を入れてほしいのはメニューを選択した段階で注文を確定し、厨房が調理を開始して提供時間を短縮する、というサービス向上が目的だと思うので決して悪いことではない。

せっかく入店してくれた客に注文前に苛立ちを感じさせては満足度が低下してしまうのでぜひとも改善してほしい。

北海道で電子マネーを利用可能な店舗数を調べようとしたがうまくいかない

ふと気になって北海道内で電子マネーを利用可能な店舗数がどれぐらい増えたのか、調べてみた。

思ったよりわからなかった。札幌市東部在住の自分としては、

  • 札幌近郊の交通機関で使え、市内のコンビニではまず間違いなく使えるKitaca
  • 主婦が利用しそうな食料品店や衣料品店やドラッグストア等の普及が進んでいるwaon
  • 札幌市内の交通機関とセイコマの買い物でポイントがたまるSAPICA

あたりが強い、と考えていたが、それ以外の電子マネー利用可能な店舗数が確認できなかった。 waon利用可能な店舗も同時にKitacaQUICPay、iDが使えることが多いのでQUICPayあたりの件数が知りたかったが残念。

Xubuntu 14.04でKindle for PCを導入し、Kindle版の日本語書籍を読む

Wineインストール

  • sudo apt-get update
  • sudo apt-get install wine

Kindle for PCをダウンロード

http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=3078592246 からWindowsKindleをダウンロード。

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Kindle for PCをインストール

  • ファイルマネージャーを開き、ダウンロードしたファイルを右クリックして「Wine Windowsプログラムローダーで開く」を選択。

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kindleに登録

  • メールアドレスとパスワードを入力して認証

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本を開く

  • 自分のライブラリの中から本を選択してダウンロード

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  • ダウンロードしたファイルを開くと本の内容が表示される。

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いせのじょう

食べログによると札幌市白石区のラーメンランキング 札幌市白石区のラーメン(拉麺) ランキング [食べログ] の上位三点は

らしい。食べログの評価が左程自分の好みに一致しているとは思えないものの、1位と3位(の移転前)は食べに行ったことがあるが2位だけまだ食べていないので食べに行ってみた。

実は5,6年前、開店まもないこの店の近所に住んでいた当時の自分は一度だけ食べに行ったことがある。にもかかわらず「まだ食べていない」というのは矛盾する表記だが、正確に記すと「入店して食事をしたことはあるがメニューに記載されているものを食べたことがない」ということになる。当時新しい(とは言っても店構えは当時も今も非常にオンボロ感満載)店に入店すると(当時は無名でタクシーのおっちゃんぐらいしか客がいなかったと記憶している)店主が申し訳なさそうに「すみません、今日は醤油切らしちゃって。味噌ラーメンならできますがいいですか」というではないか。ちなみにこの店は餃子とラーメンの店で、ラーメンは醤油味一本勝負である。醤油がなければ餃子と米ぐらいしか食べるものがないというラインナップでなぜ醤油が切れる、麺が切れるならまだしも醤油が切れるってどういうことだ、っていうかなんでラインナップの中に一つも使う必要がない味噌は店にあるんだよ!と様々な想いが交錯した。結局その時はメニューに記載がない「味噌ラーメン(500円)」を食べた。感想としては「フツー」だったと記憶している。

こんな記憶しかない店なのだが、いつの間にやら知名度も高まり、ところどころで紹介されたりもするようでお昼時にもなると待ち客がでるぐらいには繁盛している(とはいっても6席しかない店内で店主一人で切り盛りしているので効率が良いとは言えない。)。しかも当時と変わらず基本の醤油ラーメンは500円を維持しているという。

そんなわけで時間があったので食べに行ってみた。

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今回注文したのはおいがつおラーメン(550円)。基本の鶏ガラ系のだしにさらに鰹節を追加した醤油ラーメン。ちなみに麺はやや細めでちぢれも軽い、ややストレートに近い麺。あっさりスープに細くてあまり縮れていない麺の組み合わせ、一口目の感想ははっきりいって「物足りない」なのだが、二口三口と食べ進めるうちにだんだん慣れてくるとじわじわと味がわかるようになってきて、それでも最後まで満足せずにスープを最後の一滴まで飲み干してやっと満足感を得た。なんというか、「スープまで飲み干すこと前提の一杯」というぐらいのあっさり感だった。

食後の感想としては、わざわざ遠いところから駆けつけて長時間並んで食べる最高のラーメン、というわけではないものの、手ごろな値段であっさりしたラーメンが食べられるので近くに来たときにはよいのではないか、といったところだった。

節分にまく落花生

北海道では節分に落花生をまく。内にも外にも思う存分まき、終わったら拾い集めて殻をむいて食べられるので個人的にも大豆より落花生をまく方が好きだ。

我が家は今年も家族で落花生をまこうと近所のスーパーに買いに行った。「落花生といえば千葉県産」と思いながら売り場を見てみると、なんと売り場に並んでいる落花生すべてが中国産!国内産を購入しようにも選択肢にない、という状態だった。その後別の日に別の店で…と何件も探しているうちに千葉県産と茨城県産を見かけるようになったので探せば手に入る、ということはわかったがこんなに苦労するとは思わなかった。

イオン系列のマックスバリュでは安全・安心をうたうPBの「トップバリュ グリーンアイ」ですら中国産。可能な範囲で国産のものを食べようと思ってもなかなか難しいものだ。

手順書を書くときは「どうやるのか」だけでなく「なぜやるのか」も書く

「一つの手順を多人数に展開する」だとか「作業の属人化を防ぐ」だとか「作業を標準化して抜け漏れを防ぐ」だとか、様々な理由で手順書やマニュアルを書くことは多い。自分もご多分に漏れずそういった類の書き物を書く機会は多い。今までは

  • 出来るだけ手数を減らす
  • 出来るだけ判断の余地を減らす
  • 必要であれば図示などによって迷う余地を減らす

など「できるだけ簡単に、少なく、迷わないように」を心がけてきた。今でもそれは間違っていないと思うし、今後ももっと改善していきたいと思う。

が、最近書き足すようになったのは「この手順では何をすることが目的なのか」とか「なぜこの手順が必要なのか」といったポイントである。手順を作るうえで「一見無駄に見えるが手続き上欠かせない工程」だとか「ソフトウェアの特定のバージョンの不具合を回避するためやむなく追加した手順」といったような、手順の製作者以外から見ると「なぜこれが必要なのかわからない」といったものが入り込むものがある。こういったものが製作者の手を離れて独り歩きを始めると、理由はわからないけどおまじないとして守られていく、だとか不要になっても無駄に続けられる、といったことが起こる。そのため、こういった手順に関しては「何を目的としているのか」といった補足情報を入れた方が後々メンテナンスしやすくなる。手順は追加するよりも削減する方が難しいため、「その手順はいつまで必要なのか」といった判断に使える材料は小さくでも残しておいた方がよいと思う。

また、手順全体としても「この手順はいつ、誰が、何のために行うのか」といった情報を付加しておいた方が実行時だけでなく、手順の見直しを図るときに手を付けやすくなる。前任者から手渡された、意図はわからないが実行を義務付けられた手順、みたいなものをひも解いて改善していくのは骨が折れるのでこういった情報は今後もどんどん付与していきたい。