シャープはPDA撤退も視野に入れていたらしい

ここ数年、停滞期が続いていたPDA市場において、シャープは撤退も視野に入れざるを得ない状況に追い込まれていた。W-ZERO3は背水の陣だったのである。

正直採算がとれているか心配だったのだが、やはり危なかったのか。W-ZERO3がうれてよかったよかった。W-ZERO3は世間にも認知され、W-SIMデバイスの有用性も世間に浸透しはじめているのでW-SIM用デバイスとしてならば今後も展開していけそうだ。以下の文を読む感じだと、スケールメリットと前モデルの遺産からかなり短期間かつ低コストで[es]は開発されたようだし。

土橋氏は正確な数字に関して口を濁すが、流通側からの情報によると、たとえばesに関してはW-SIMなしでの購入価格には販売奨励金が一切含まれていないという。言い換えれば、W-SIMを用いた開発スタイルならば、esぐらいの機能を持つ端末を4万円以下で発売できるわけだ。

今後はどのようなモデルが出てくるのか今から楽しみだ。新型発表に備えて予算を組まねば。