Gmail

t_yg氏に紹介を受けて利用可能になったGmail。ある程度メールがたまらないと面白くないので放置していたら二週間近く経過してしまった。おかげで500通ほどたまったので早速試してみた。
とりあえず結構な量*1な迷惑メールが除外されていたので確認してみると購読しているメールマガジンどころか知人・友人関係の携帯電話からのメールまで迷惑メールとして処理されていた。その辺りは一度解除してやれば以降は誤認しなくなるようだが定期的に確認してやった方がよさそうである。やや敏感すぎるきらいもあるが、本当の迷惑メールはほぼ全て認識できているようなのでなかなか便利である*2
次に未読を処理してみた。噂に聞いていたショートカットを有効にして使ってみたのだが、ものすごい衝撃を受けた。カルチャーショックといってもいいほどだ。未だかつてこんなにたまった未読をサクサクと処理できるWebメールがあっただろうか。キーボードだけでサクサクと読み進められるのでメール毎にリンクの位置が変わってしまうマウスでの操作とは一線を画す快適さである*3。ある程度の早さの回線は必要かもしれないが、利用者の中にメール環境をGmailをメインにしてしまう者が出てくるのもうなずけた。
最後に検索とラベルを試してみる。単純なテキストの検索と違い、Googleにより検索語が解析されて関連性がありそうなメールがピックアップされる。おかげでかなりいい加減な単語で検索をかけても何とかなってしまうのは実に便利。当然かもしれないが検索の速度も一瞬である。そしてこの検索機能を利用して簡単な分類をワンクリックで行えるようになるラベルとフィルタ。ラベルは特定のメールに付けることで簡単にそのメールをピックアップすることができるようになる機能である。一つのメールに複数のラベルを付けることができるので、フォルダで分類するよりも柔軟な取り扱いができるようになる。これはなかなか便利なのだが、受信時にこのラベルを自動的につけることができるフィルタ機能が最高20件までしか作成できないのでフォルダの分類ほど細かな指定はできない。検索機能が優秀なのでそれでも十分使い物になるのだが、旧来の利用法から頭を切り換えないとどうにも違和感を感じてしまう。
以上、簡単に使ってみたが、この使い勝手の良さは予想以上のものであった。今後も継続的に利用していきたい。あらためてt_yg氏には感謝したい。
さて、一番の問題は数日かけて必死に設定したlivedoor ギガメーラーが非常に使いにくく感じるようになったことである。Gmailでは任意のSMTPサーバを指定できないので完全に移行することはできないが、どうしたものやら。

*1:一割強

*2:やったことがある人はわかると思うが、今のSPAM全盛の時代、ブラックリストをつくるよりホワイトリストを作る方がずっと簡単である。

*3:私がキーボード操作主体で使いたがることを差し引いてもこれは大きい