札幌が誇るがっかり観光名所「札幌市時計台」
日本の三台がっかり名所にも数えられる「札幌市時計台」。札幌市民としては過剰な期待をされてがっかりされるという扱いが残念でならない。
そもそも「時計台」という名前は正式じゃない(正式名称:旧札幌農学校演武場)し、時計は本来の主目的ではない(元々の用途は演武場)し、周りのビルが高いせいで美しい見た目が評価されない。あれは北大の博物館の年表を見た後に訪れると中の年表とリンクしていて面白いのにそういった評価をされないのが残念。
さらに歴史をひも解けば、「最初は時計ではなく鐘楼に大きな鐘を吊り下げていたけど人が手で引いていたので時報として正確じゃないし大学としては振動により実験に支障をきたすから塔部分を増築して時計を設置して中から時報を鳴らして正確な時報と振動問題を解決した」とか「生まれたとき全然時計台じゃない」みたいな目線でも楽しめて非常にナイススポットである。
ちなみに新選組二番隊組長永倉新八が当時の学生に請われて指導に来た、とされている(今でも北大正門横に『新選組隊士永倉新八来訪の地』と記された案内板がある)がこの時期には既にこの演武場は札幌区(後の札幌市)に買い取られて現在の「時計台」の場所に移設されていたので永倉新八がこの建物で指導を行った、ということはない。
…解説を加えれば加えるほどがっかり感が増してくるのは何故だろう。
さっぽろ雪まつりの日程(再掲)
(2015/02/09にアップロードしたものを間違って削除してしまったので書き直し)
ここ数年の雪まつり開催時期は気温も高めで雪像がどんどん溶けて残念なことになることが多い(2012年は雪像倒壊事故も起こっている)ので、 そろそろ開催日の見直しをしてもよいのではないだろうか。
http://www.snowfes.com/faq/answer.html
には
Q.期間中の札幌のお天気は? A.2月は1年の内で最も寒い季節です。平成26年2月上旬の日平均気温は-5.8℃でし た。
とあるが、北海道 札幌の気温、降水量、観測所情報のように1月の方が平均気温が低くて雪像には優しそうだ。
「期間中に土日をはさみ、最後に祝日(建国記念の日)となる7日間」という日程は集客効果が高くて魅力的だが雪の祭典としてはイマイチな日程に思える。
食べログの星の納得のいかなさとサイゼリヤの考え方
飲食店をGoogleなどで検索すると高確率で上位に出てくる食べログ。ほどほどの点数の場合はそれなりに参考になることが多いと思うのだが、「TOP5000」とかのアイコンがつく上位店になるととたんに当たり外れが大きくなると感じる。
なぜなのか、と考えてみると非常に高評価の店は
- 非常に高価格だがサービスも味も最高のお店
- 味やサービスと価格のバランスが良いコストパフォーマンスが高いお店
- 他店では真似のできないレベルの低価格店
- 地元に愛されている名物店
といったお店が同列に並んでいて、自分の気分と評価の理由がマッチしないと「ハズレ」と感じているのではないだろうか。
そういえば以前がっちりマンデー!!に出演していたサイゼリヤの社長が「人の美味しいは千差万別だがマズイはだいたい同じなのでマズイを排除する」というような話をしていたことを思い出した。ということは程々の点数の数字は味、価格、サービス、清潔さなどの店で「問題がすくない」という要素が確認できるので納得がいく評価になっている、ということだろう。
食べログの評価はハズレを避けるために利用し、その上で自分にあった店は自分で探すのが良さそうだ。
なか卯の券売機のUI
先日なか卯に行った時に券売機のUIが気になった。
券売機を使う正しい手順は
- お金を入れる
- タッチパネルで注文するメニューを選択する(この時厨房に客の注文が伝わる)
- 券売機から出てきた券と釣りを取り出す
- 券を店員に渡し、注文の確認に回答する
という流れなのだが、来店した客を観察していると半分以上の客が先にボタンを押してメニューを選択し、券売機に「先にお金を入れてください」と叱られて慌ててお金を入れるという流れになっていた。
原因は簡単で券売機上部に「ご来店いただき誠にありがとうございます。先にお金を投入し、メニューボタンを押してください。」と黒い字で書いた下にデカデカとボタンを表示しているのでみな先にボタンに目がいくのだ。大きな画面で表示が見やすくて良いUIだとは思うのだが、先にお金を入れることを強調すると共に、お金を入れないとボタンが押せない、ぐらいの変更をしたほうが良いのではないか。
先にお金を入れてほしいのはメニューを選択した段階で注文を確定し、厨房が調理を開始して提供時間を短縮する、というサービス向上が目的だと思うので決して悪いことではない。
せっかく入店してくれた客に注文前に苛立ちを感じさせては満足度が低下してしまうのでぜひとも改善してほしい。
北海道で電子マネーを利用可能な店舗数を調べようとしたがうまくいかない
ふと気になって北海道内で電子マネーを利用可能な店舗数がどれぐらい増えたのか、調べてみた。
- Kitaca 1732件(2015/02/06現在)http://www.kitaca-shop.jp/shop/
- QUICPay 検索機能がなく、利用可能なチェーンのみ表示されるhttp://www.quicpay.jp/shoplist/
- SAPICA 879件(2015/02/06現在)https://www.sapica.jp/e_money/about.php
- iD 地図で探す機能はあるものの、件数が上限100件を超えると表示されない仕様http://id-credit.com/search/index.html
- nanaco 地図で探す機能はあるものの、件数が上限100件を超えると表示されない仕様https://www.nanaco-net.jp/shop/index.html
- waon 1766件(2015/02/06現在)http://sasp.mapion.co.jp/b/waon/attr/?kencode=01
- 楽天Edy 都道府県単位の件数表示機能がなく、市町村単位でみても上限500件を超えると表示されない仕様http://www.rakuten-edy.co.jp/search/merchant/
思ったよりわからなかった。札幌市東部在住の自分としては、
- 札幌近郊の交通機関で使え、市内のコンビニではまず間違いなく使えるKitaca
- 主婦が利用しそうな食料品店や衣料品店やドラッグストア等の普及が進んでいるwaon
- 札幌市内の交通機関とセイコマの買い物でポイントがたまるSAPICA
あたりが強い、と考えていたが、それ以外の電子マネー利用可能な店舗数が確認できなかった。 waon利用可能な店舗も同時にKitaca、QUICPay、iDが使えることが多いのでQUICPayあたりの件数が知りたかったが残念。
Xubuntu 14.04でKindle for PCを導入し、Kindle版の日本語書籍を読む
Wineインストール
- sudo apt-get update
- sudo apt-get install wine
Kindle for PCをダウンロード
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=3078592246 からWindows用Kindleをダウンロード。
Kindle for PCをインストール
- ファイルマネージャーを開き、ダウンロードしたファイルを右クリックして「Wine Windowsプログラムローダーで開く」を選択。
kindleに登録
- メールアドレスとパスワードを入力して認証
本を開く
- 自分のライブラリの中から本を選択してダウンロード
- ダウンロードしたファイルを開くと本の内容が表示される。
いせのじょう
食べログによると札幌市白石区のラーメンランキング 札幌市白石区のラーメン(拉麺) ランキング [食べログ] の上位三点は
らしい。食べログの評価が左程自分の好みに一致しているとは思えないものの、1位と3位(の移転前)は食べに行ったことがあるが2位だけまだ食べていないので食べに行ってみた。
実は5,6年前、開店まもないこの店の近所に住んでいた当時の自分は一度だけ食べに行ったことがある。にもかかわらず「まだ食べていない」というのは矛盾する表記だが、正確に記すと「入店して食事をしたことはあるがメニューに記載されているものを食べたことがない」ということになる。当時新しい(とは言っても店構えは当時も今も非常にオンボロ感満載)店に入店すると(当時は無名でタクシーのおっちゃんぐらいしか客がいなかったと記憶している)店主が申し訳なさそうに「すみません、今日は醤油切らしちゃって。味噌ラーメンならできますがいいですか」というではないか。ちなみにこの店は餃子とラーメンの店で、ラーメンは醤油味一本勝負である。醤油がなければ餃子と米ぐらいしか食べるものがないというラインナップでなぜ醤油が切れる、麺が切れるならまだしも醤油が切れるってどういうことだ、っていうかなんでラインナップの中に一つも使う必要がない味噌は店にあるんだよ!と様々な想いが交錯した。結局その時はメニューに記載がない「味噌ラーメン(500円)」を食べた。感想としては「フツー」だったと記憶している。
こんな記憶しかない店なのだが、いつの間にやら知名度も高まり、ところどころで紹介されたりもするようでお昼時にもなると待ち客がでるぐらいには繁盛している(とはいっても6席しかない店内で店主一人で切り盛りしているので効率が良いとは言えない。)。しかも当時と変わらず基本の醤油ラーメンは500円を維持しているという。
そんなわけで時間があったので食べに行ってみた。
今回注文したのはおいがつおラーメン(550円)。基本の鶏ガラ系のだしにさらに鰹節を追加した醤油ラーメン。ちなみに麺はやや細めでちぢれも軽い、ややストレートに近い麺。あっさりスープに細くてあまり縮れていない麺の組み合わせ、一口目の感想ははっきりいって「物足りない」なのだが、二口三口と食べ進めるうちにだんだん慣れてくるとじわじわと味がわかるようになってきて、それでも最後まで満足せずにスープを最後の一滴まで飲み干してやっと満足感を得た。なんというか、「スープまで飲み干すこと前提の一杯」というぐらいのあっさり感だった。
食後の感想としては、わざわざ遠いところから駆けつけて長時間並んで食べる最高のラーメン、というわけではないものの、手ごろな値段であっさりしたラーメンが食べられるので近くに来たときにはよいのではないか、といったところだった。