auとソフトバンクモバイルに見る勢いの違い
(明らかにソフトバンク側が併せる形で)携帯電話二社の新モデルが発表された(ドコモは既に705iを発表済みなので今回は無し)。
あの孫正義社長が真っ向勝負に出るのもうなずけるほどの圧倒的なインパクトの差であった。
個人的にソフトバンクモバイルの発表で気になったのは
- QWERTY配列のキーボード搭載のインターネットマシン
- 孫社長肝いりの一品とのことだが、まさか本当にこんな物を出してくるとは思わなかった。
- UIが絶望的に出来が悪いWindows Mobileを使うぐらいならこのコンセプトの方が遙かに指示できる
- この機種の売れ行き次第でSharpは他のキャリアにも展開してくれるだろうか?
- S!Felica非対応が残念。
- X02NK
- Nokia N95のソフトバンクモバイル版。
- NokiaのXシリーズだが今度は一般向けにも販売されるようで一安心。
- Nokiaの端末は70xシリーズからXシリーズに変えて「日本の携帯電話とは異なる」点を「PCとの親和性が高い」という方向で目線を変えさせようと言うことか。正しいやり方だと思う。
- THE PREMIUM TEXTURE 823SH
- やり方はキャラケーと一緒だが、他の国の売られ方を参考にした上手い商売のやり方だ。
- 個人的にはこれもキャラケーも好きじゃないけどビジネス的にはローリスクでリターンがねらえる上手い戦略。
- PCメール
- インターネットとの親和性を打ち出す中で説得力がある実装。
- パケットし放題対応だが、上限が1,575円上がるのが残念。
- 料金を別にすればWillcomのお株を奪う(インターネット大好きな層に受け入れられる)流れが作れるかもしれない。
といったところ。
これに対してauはなんというか、またもや魅力を感じない。
「KCP+」、「有機EL」、「電子ペーパー」、「ジュラルミン」といったキーワードは見えるのだが、その結果どんな便利さや面白さが提供されるのかというイメージがわいてこない。
ホワイト学割といい今回の新機種といい、この春商戦は本気でソフトバンクモバイルの動きが凄いことになりそうな気がしてきた。