ワーズギア<ザウルス アイゲッティ

松下・角川・TBSがタッグを組んで「ワーズギア」なるものを出すらしいのだが、価格や使用時間を見ると本気で使わせる気があるとは思えない数字でがっかり。
数年前に数千円で確保したMI-P1は、電子書籍ビューアとしては素晴らしい出来であったと今でも思っている。手帳ぐらいの大きさと軽さ(スライドケース取り外し時で135g)、単四電池2本で40時間動作する低消費電力、てかりがなく非常に文字が読みやすい(特にシャープがサイトで配布していたフォントを入れたときの読みやすさは格別)3.8インチモノクロ16階調の液晶と近頃の専用端末よりよほど魅力的なデバイスだった。ブンコビューアも動作するので購入した電子書籍も読むことが出来た。直接比較しても新しい端末が勝っているのはバックライトが付いている点ぐらいだろう。
今更こんなモノクロ液晶を量産する気は無いだろうから生産は無理だろうが、全国で死蔵されているザウルスをかき集めた方がワーズギアとやらよりはまともなビジネスが出来そうな気がする。