「13年勤めても五日間も夏休みなんか取れない！！」
世間はそろそろ夏休みのシーズンだ。わが社は今年は六月から九月の間に一週間から二週間取得するようにとの通知が出回っている。そんななか、職場で10歳ぐらい年上の先輩がいやそうに、でもどこか楽しそうに（？）言う。「13年勤めてもリフレッシュ休暇を除いて*1五日間も続けて休みなんか取ったことない！！」と。どうやら自分が担当している作業の人員が足りず、自分が長期間抜けると業務に支障が出るといいたいらしい。要するに人員の配置に対して不満があるようだ。しかし、第三者的目線でものを言えば、「13年も働いているのにその状況を改善できないのかよ！」ともいえるのではないか。問題点*2を上司に訴えて人員の構成を変えるとか、周りの仲間と作業をシェアして互いにカバーできる体制を作るとか、どんなことが起こっても絶対に対処できるように完璧な手順書を作るとか*3。
もっとも、自分も同様に自分で抱え込んで完全に他人と共有できていない作業がいくつかあるので偉そうなことはいえない。少しずつ先輩と互いの作業を共有しているとはいえ、まだまだお互いにまかせきれない部分もある。他人のふり見てなんとやら、だ。
