ゆるふわデトックスでもてかわういんどうずになろう♪(Vista編)

以下はすべてを同時に行う必要はありません。時間が掛るので余裕があるときに項目単位で一つずつ行ってもOKです。「時間:長」の項目は環境によってはコンピュータの処理が終わるのに何時間もかかる場合があるので、寝る前や外出前に時間が掛るところまで進めて放置しておくのが効率的です。

長々と書いてるので内容に興味がなければ「手順」の部分だけ読んで実行しても大丈夫です。


デトックス


ディスクのクリーンアップ(難易度:低、リスク:低、時間:長、効果:中)

やると何が嬉しいか

  • 不要なファイルが減るのでWindowsが何かを探したりする時間が減るので動作が機敏になることが期待できます
  • ディスクの空き容量が増えます

手順

  1. [スタート]→[コンピュータ]をクリック(別の方法でエクスプローラを開いてもOK)
  2. C:を右クリックして「プロパティ」をクリック
  3. [ディスクのクリーンアップ]をクリック
  4. 【ここは数十分かかることあり】しばらく待つ
  5. 全ての項目にチェックをつけて「OK」をクリック
  6. 【ここは数十分かそれ以上かかることあり】しばらく待つ
  7. 開いたウインドウを閉じて完了

参考リンク

[Windows Vista] ディスククリーンアップを実行する方法を教えてください。


不要なプログラムの削除(難易度:低、リスク:中、時間:中、効果:大)

やると何が嬉しいか

  • 自動起動したり常駐するプログラムが減ればPCの仕事が減るので高速化が期待できます
  • ディスクの空き容量が増えます

なぜリスク「中」なのか

  • 削除したプログラムに関連付けされたファイルが開けなくなる
  • 戻すためにはプログラムの再インストールが必要

手順

  1. [スタート]→[コントロール パネル]をクリック
  2. [プログラムのアンインストール]をクリック
  3. 不要なプログラム(※)を選択して[アンインストール]をクリック
  4. アプリケーション毎に削除用の画面が表示されるのでそれに従って削除を進める。
  5. 3.~4.をくり返す。

参考リンク

プログラムを削除(アンインストール)する方法<Windows Vista(R)> 【動画手順付き】

補足

(※)何を削除するか、という判断が難しいところですが、鉄則として「迷ったら消さない」と覚えておきましょう。消しても自分で入れなおせる人(インストール用ファイルとかCDとかの在り処も入れ方もわかってる人)ならバンバン消して困ったら入れなおしてもよいですが、自信がない場合はそのままにしておきましょう。 ただ、これだと何も消せなくなってしまうので削除してはいけないものと削除すべきものの判断基準を簡単にまとめます。

削除してはいけないもの

  • ハードウェアの動作に必要なソフトウェア(ドライバ関係)
  • 利用中のソフトウェア(MS Officeだったり年賀状ソフトだったり画像編集ソフトだったり)
  • 期限切れしていない有効なウイルス対策ソフト
  • iPhone愛用者は「iTunes」「Apple Application Support」「Apple Mobile Device Support」は削除しちゃダメ

削除すべきソフト

  • 期限切れして更新していないウイルス対策ソフト
    • 有効期限が切れているウイルス対策ソフトは危険なくせにシステムを重たくする無用の長物です。
    • ここで削除した場合は下の「健康維持」のところにある「ウイルス対策ソフトの追加」も後で実施してください。
  • 「無料で高速化」などを謳っていてPC内スキャン後に「こんなに問題が見つかりました!有償版を買って改善しましょう!」と危機感煽ってくるソフト
    • 重たいし画面にいらないウインドウ出しまくるし必要以上に危機感煽ってくるので百害あって一利なし思って結構
  • IEとか立ち上げたときにいっぱい出てくるツールバー
    • 使うなら一つに絞って残りはバッサリ削除
    • 個人的にはひとつもなくてもいいと思う
  • ソフトウェア入れたときに「同時に○○もインストールする」みたいな形で不必要なのに入ってしまったもの(後から使うようになった、ってのはもちろん削除しちゃダメ)
  • PC購入時に最初からインストールされていたけど一度も使ったことがないような不要なソフト
    • 使ったことない家計簿ソフトとか、iTunes愛用しているのに別途入ってる音楽管理ソフトとか。使ったことない写真管理ソフトとか動かしたことないゲームなんかもよくある。
  • 使ったことがない最初からインストールされているオンラインバックアップとかオンラインストレージとかのソフトウェア
    • メーカー独自でオンラインストレージとか提供されてる場合もあるけど大体「利用開始から二年間無料」とかで期限切れになってる場合が多い。使っていないのであれば邪魔なだけなので削除しよう。
    • ウイルス対策ソフトメーカとかのオンラインバックアップソフトもウイルス対策ソフト同様期間限定無料とかなので使ってないなら削除しちゃってください。
    • こういうのを使いたいなら評判のよいDropBox(無料で2GB)とかMS純正のSkyDrive(無料で7GB)とかを検討しましょう

システムの復元の古いデータの削除(難易度:低、リスク:中、作業時間:低、効果:低)

やると何が嬉しいか

  • ディスクの空き容量が増えます

なぜリスク「中」なのか

  • 削除した分の「システムの復元」ができなくなる(個人的にはシステムの復元で助かったり回復できた経験がないので消しちゃっていいと思うけど。あくまでも自己責任で)
  • システムが異常になった時に少し前の状態に戻すことができる機能なので、しばらくソフトウェアのインストールとか設定の変更とかしてないなー、って時にやってください。

手順

  1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール]→[ディスク クリーンアップ]を開く
  2. [このコンピュータの全ユーザーのファイル]をクリック
  3. [ユーザー アカウント制御]のダイアログが表示された場合は「続行(C)」をクリック
  4. 【ここは数十分かかることあり】しばらく待つ
  5. [詳細オプション]タブをクリック
  6. [システムの復元とシャドウ コピー]の方の[クリーンアップ(C)](二つあるクリーンアップボタンの下の方)をクリック
  7. 確認ダイアログが出るので「削除」をクリック
  8. しばらく待つ
  9. 6.で操作したウインドウがまた操作できるようになれば完了なので開いたウインドウを閉じて終了

参考リンク

復元ポイントを削除して空き容量を増やす


健康維持


自動起動プログラムの削減(難易度:中、リスク:中、作業時間:中、効果:大)

やると何が嬉しいか

  • 無駄なプログラムが勝手に動かなくなるので起動が早くなるし動作も機敏になります
  • メモリの消費が減るので大きなデータやプログラムを開くときに使えるメモリの量が増えます

なぜリスク「中」なのか

  • 自動起動したプログラムが担っていた機能が動かなくなる可能性がある。(手動で起動してやれば動いてくれると思うけどPCに不慣れな人だとなぜ動かなくなったの!?のパニックにならないように注意)
  • うっかりすると大きな影響が出そうだが、戻すのが簡単なのでリスク「中」とした

手順

  1. [スタート]をクリックします
  2. [スタート]のすぐ上に表示される[検索の開始]欄に[msconfig]と入力してEnterを押します
  3. [ユーザー アカウント制御]のダイアログが表示された場合は「続行(C)」をクリックします
  4. [システム構成]が表示されるので[スタートアップ]タブを選択します
  5. 不要なプログラムのチェックを外します。外したものは次回からPC起動時に自動的に起動しなくなります。戻すにはまた同じ画面を開いてチェックをつけるだけなので試しに全部はずしてみて再起動してみる、みたいな試し方をしても大丈夫。

参考リンク

[Windows Vista] 常駐アプリケーションを解除する方法を教えてください。


ウイルス対策ソフトの追加(難易度:中、リスク:中、作業時間:中、効果:大)

やると何が嬉しいか

  • ウイルス対策ソフトは必ず入れましょう。上で期限切れの奴を削除した場合は無料のもので構わないので必ず入れましょう。以下はMicrosoftが個人向けに無償で公開している「Microsoft Security Essentials」を紹介します。

手順

  1. Microsoft Security EssentialsからSecurity Essentialsをダウンロード。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして表示に従いインストールを実施。

参考リンク

以下は必須ではないけどウイルス対策ソフトの動作が重いと感じる場合に実施するとよいかもしれない対策。参考まで。


デフラグ(難易度:低、リスク:低、作業時間:長、効果:中)

やると何が嬉しいか

-ディスク上のファイルを配置が最適化されるため、PCの動作の高速化が期待できます。

手順

  1. [スタート]→[コンピュータ]をクリック
  2. [ツール]タブを選択し、[最適化する]ボタンをクリック
  3. ハードディスク(C:)を右クリックして[プロパティ]をクリック
  4. [ユーザー アカウント制御]のダイアログが表示された場合は「続行(C)」をクリック
  5. [ディスク デフラグ ツール]が表示されます。[ディスクの分析中]と表示されたら表示が変わるまで数分待ちます。
  6. 分析結果が「ファイル システムのパフォーマンスは良好です。」でなければ、「今すぐ最適化」ボタンをクリックする。

以下は別途設備投資が必要だったりそれなりにリスクが高かったり相当面倒だったりするもの。今回は説明を省略

システムのバックアップ(難易度:低、リスク:無、作業時間:低、効果:大、要追加投資)

ファイルの自動バックアップ(難易度:低、リスク:無、作業時間:低、効果:大、要追加投資)

UACの停止(難易度:低、リスク:大、作業時間:低、効果:大)

Windows Updateでダウンロードしたファイルを手動で削除(難易度:中、リスク:大、作業時間:低、効果:中)

プロファイルに含まれるファイルの削除(難易度:低、リスク:大、作業時間:低、効果:中)

不要なサービスの停止(難易度:高、リスク:大、作業時間:中、効果:大)

パフォーマンスオプションの変更(難易度:中、リスク:中、作業時間:中、効果:中)

ReadyBoostの設定(難易度:低、リスク:無、作業時間:低、効果:中、要追加投資)

EMETの追加(難易度:高、リスク:低、作業時間:中、効果:大)