罫線の有無や種類は本質ではない

ノートや手帳に凝り始めたときは方眼が最高だと思っていた。
いろいろノートを試しているウチに自分に合わないものを使っている期間中に無意識に利用をさけていたのか、なぜか無罫のブロックノートにやたらと書いていた時期があり、無罫の自由度と罫線がなくてもなんとかなる感覚に感心した。
そして久しぶりにキャンパスノートを使い、自分がメモの大半を箇条書きで書いていることを再確認。一番使いにくいと考えていた横罫でも困らないことがわかった。当然の話だが、図や線を書きたければ罫線を無視すればいいのだし、方眼のようなマスがほしければ自分で線を書き足せばいいだけだ。
方眼だろうと、横罫だろうと、無罫だろうと、結局自分の使い道には大差がないことがわかった(好みとしては未だに横罫よりは無罫や方眼の方が好きだから他の条件が同じなら横罫以外を選ぶと思うけど)。今の自分からすると下らないことに拘っていたようにも思えるが、「この点は重要ではない」という認識を体感により獲得できたのはこの後の人生には無駄ではないはず。