自分の好み

先日、友人Phyget氏に京都で見たミュシャ展で買った画集その他を届けたときにこんなことを聞かれた。
「どんな絵が好きなの?」
言われて数秒考えてみたのだが、自分でもその答えがよく分からない。ミュシャの絵を見たときの背筋のゾクゾク感とかは紛れも無く自分の感覚なのだが、その感覚がどこから来ているのか自分でもよくわからない。他にも絵を見ても感じるものがある場合とない場合があるので恐らく好みがあるのだろうが、その判断がつくほど多くの絵を見ていないためかいまいち自分が何を見て何を感じているのか言葉にならない。
音楽も同様で好きな音楽はあるのだが、どんなのが好みかといわれてもいまいちぴんと来ない。中学生時代はAMラジオでJ-POPを聞きまくったし、その後もジャーマンメタル聴いたりクラシック聴いたりユーロビート聴いたりアニソン聴いたりロック聴いたりK-POP…は聴かないか。最近はジャズらしくiTunesのライブラリに「Jazz」が増えそうな気配である。iTSはこういうときとっても危険。J-POPならあんまり買えないからそんなにひどいことにならないが、豊富な品揃えのジャンルを聴こうとするとどんどんbuy nowしてしまう。
そして久しぶりにiPodの音の悪さを実感。嗚呼、楽器の音を楽しもうと思うとiPodの音は涙が出てくるほどションボリだ。